2027年末には蛍光灯は使えない!LED照明に変えるなら今!

LED

日本が【水銀に関する水俣条約】に合意したことによって、2027年末で蛍光灯の製造・輸出入は禁止になりました。
これにより、2027年以降はマンションの照明器具をLEDにせざるを得ない状況になりました。

『今の照明器具にそのままLEDの直管や電球付けて使う』
『まだ先の話だから、今すぐに照明器具を変えなくてもいい』


とお考えの家主様もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は【出来るだけ早くLEDに対応した照明器具に切り替えた方がいい】のです。
今回は上記の早く交換した方がいい理由について説明致します。

今の照明器具にLEDを付けただけではよくない理由

今の照明器具にLEDを付けただけではよくない理由は、蛍光灯用の照明器具の中に【安定器】という機器があるからです。
蛍光灯は放電現象をいう現象を利用して明かりを出す光源なのですが、この現象が不安定で電源に直接蛍光灯をつなぐと電流が急激に増え、蛍光灯が壊れてしまいます。
安定器はこの電流が急激に増えるのを防ぐ装置なのです。
それだけではなく、蛍光灯が点灯するために必要な電圧を与えて安定して点灯するためにも必要です。

本来であれば照明器具には必要な装置ですが、LEDの場合は点灯するのに安定器が不要なうえ、むしろ安定器があることで本来の機能を十分発揮できない可能性があります。

(1)長期使用した安定器で不点灯
長期使用した安定器が寿命でLEDをつけても点灯しない可能性があります。
※安定器の平均寿命は【JIS C8108:2008】の解説では8~10年間となっています。

(2)照明器具とLEDの組み合わせが良くなく不点灯
安定器とLEDの組み合わせによっては点灯しないこともあるうえ、安定器またはLED(最悪の場合両方)が異常発熱を起こす可能性があります。
LEDは熱に弱いため、この時の発熱で故障してしまう場合もあります。
※LEDは内部温度が80℃を越えると劣化が始まり、寿命が縮まるといわれています。

(3)安定器があることでLEDの省エネ性能減衰
LEDが点灯するのに安定器は必要ないことは説明しましたが、安定器があるままでLEDを使用すると残った安定器も電気を消費するためLEDのメリット(省エネであること)を活かせなくなってしまいます。

何故早めに照明をLED対応に交換した方がいいのか?

照明器具を今の蛍光灯用から、LED対応のものに切り替えた方がいいというのは分かりますが、何故早く交換した方がいいのでしょうか?
早く交換した方がいい理由として下記の内容が挙げられます。

(1)物価高での値上がり
現在は日本は原材料価格の高騰・円安等のため、LED照明・照明器具を作るために輸入している鋼材・樹脂・プラスチック等が値上がりしており、照明器具そのものも値上がりしています。
このままの状態が続けば2027年付近は今以上の値段になっている可能性があります。

(2)2027年に近づくほど商品・工事費が値上げする可能性がある
2027年近づいてLED照明器具に切替を行おうとすると、LED照明・照明器具は絶対に必要になり売れるので販売元は値段を下げずに売ることが予想されます。
また、電気工事を行う業者・職人も工事依頼が増えるので通常より高い工事費用を請求されることも考えられます。

(3)直ぐに工事を行ってもらえない
2027年近づくと業者・職人の工事依頼がかなり増えることが予想され【業者・職人不足】になることが予想されます。
そのため依頼が遅くなればなる程、マンションの照明取替工事が遅くなってしまう・やってほしいタイミングでやってもらえない可能性があります。

照明の交換はミニテックにおまかせください

今回はLED照明の交換について解説いたしました。
この記事を読まれて『共用照明の交換検討したいな』とお考えの家主様、是非一度ミニテック西日本までお気軽にお問い合わせくださいませ。
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